肝胆膵第76巻第2号

グレカプレビル,ピブレンタスビル開発の経緯,製剤の特徴

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  • 杉本 義幸(アッヴィ合同会社)
  • 発行日:2018年02月28日
  • 〈要旨〉
    グレカプレビル水和物(GLE)はC型肝炎ウイルス(HCV)非構造蛋白質(NS)3/4Aプロテアーゼ阻害剤,ピブレンタスビル(PIB)はNS5A阻害剤であり,いずれもin vitro試験でHCVジェノタイプ(GT)1〜6に対して強力な抗ウイルス活性を有するパンジェノタイプの阻害剤である.GLEおよびPIBは第一世代の直接作用型抗ウイルス薬(DAA)の曝露後に発現する主要なアミノ酸変異に対して阻害活性を有している.GLEとPIBによる治療レジメン(GLE 300 mg/PIB 120 mgを1日1回経口投与)は,DAA治療不成功例も含め,HCV GT 1,2およびそれ以外のHCV GT感染患者も治療対象となるインターフェロンおよびリバビリンフリーのHCV治療薬である.

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The development and characteristics of glecaprevir and pibrentasvir
杉本 義幸
アッヴィ合同会社医学統括本部 肝疾患領域部