肝胆膵第76巻第2号

DAA治療後のFollow Upはどうあるべきか

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  • 熊田 卓,他(大垣市民病院)
  • 発行日:2018年02月28日
  • 〈要旨〉
    DAA治療の出現で,高齢かつ線維化進行例でのウイルスの除去が可能となった.しかし,これらの症例はウイルス駆除が得られたとしても依然,肝細胞癌の高危険群であり有効なサーベイランスの方法が望まれる.Gd-EOB-DTPA造影MRIの肝細胞相は従来の診断法に比較して,異型結節から早期肝癌などの多段階発癌の初期の段階での変化を極めて鋭敏に描出できる.DAA治療例では早い段階でのGd-EOB-DTPA造影MRIの撮像が1回は必要となる.そして非濃染結節を認めた場合には高率に多血化(進行肝細胞癌)に進展するため,この結節を意識した綿密な経過観察が必要となる.

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詳細

What should be the follow-up after DAA therapy
熊田 卓 豊田 秀徳 多田 俊史 水野 和幸
大垣市民病院消化器内科