臨床精神医学第53巻第3号

頭痛・めまいへの漢方薬

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  • 中江 啓晴(済生会横浜市南部病院)
  • 発行日:2024年03月28日
  • 頭痛の診療ガイドラインには5処方の漢方薬の記載があるが,新たな報告が登場してきている。良性発作性頭位めまい症,前庭神経炎の診療ガイドラインには漢方薬の記載はなく,メニエール病の診療ガイドラインには記載はあるが具体的な処方名の記載はない。しかしめまいに対する漢方薬の有効性の報告はある。既報告から考えると,頭痛に対してはまずは五苓散を推奨する。その次は呉茱萸湯,葛根湯があげられる。いずれの処方も毎食前に内服し頭痛発作の予防薬として使用することが多いが,発作時に頓服で使用しても有効である。めまいに対しては半夏白朮天麻湯を推奨する。その次は苓桂朮甘湯があげられる。頭痛,めまいのいずれでも効果判定は4~ 8週間の投与で行う。漢方薬を活用することで今まで治療困難であった頭痛,めまい患者の治療が可能となる場合があり,また1処方で複数の症状を改善し得ることからポリファーマシーを回避できる可能性がある。

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Kampo medicine for headache, vertigo, and dizziness
中江 啓晴
済生会横浜市南部病院脳神経内科