臨床精神医学第48巻第12号

心因性難聴と詐聴

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  • 小林 一女(昭和大学)
  • 発行日:2019年12月28日
  • 〈抄録〉
    難聴は器質性難聴と非器質性難聴に分けられる。機能性難聴(functional hearingloss)は非器質性の難聴,器質的な障害が認められない難聴で,聴力検査で得られた閾値が実際の閾値,器質的閾値より上昇している難聴である。機能性難聴には心的原因による心因性難聴(psychogenic hearing loss)と詐聴(feigned hearing ability)がある。心因性難聴は精神科領域では転換性障害,変換症の1症状である。詐聴は難聴がないのに難聴であると意識的に偽る,または実際の難聴の程度以上に難聴を偽るものである。小児では詐聴は認められない。

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Psychogenic hearing loss and feigned hearing ability
小林 一女
昭和大学医学部耳鼻咽喉科学教室