臨床精神医学第48巻第12号

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  • 特集/聴覚障害・難聴と精神障害
  • 発行日:2019年12月28日
  • 〈企画趣旨〉
    難聴はDALY指標でも大きな社会的損失とされている。高齢者数の増加により難聴者数も増加しており、精神科の日常臨床でも難聴への対応が求められることが多くなった。近年、難聴が認知症やうつ病へのリスクを高めることも知られるようになり、精神科領域でも注目されている。特に改善可能な認知症の9つのリスク(難聴、低教育、高血圧、肥満、喫煙、うつ、運動不足、社会的孤立、糖尿病)の中でも難聴の影響は最大であり、難聴を回避することにより9%の認知症を減らすことができるとされた報告は大きなインパクトを与えた(Livingston et al. Lancet 390, 2673-2734,2017)。このような状況を背景として、日常臨床に必要な聴覚障害と精神疾患のかかわりについての特集とした。

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〈目次〉
聴覚と精神障害(大阪河﨑リハビリテーション大学)武田 雅俊・他
聴力検査と非器質性難聴─機能性難聴,心因性(ヒステリー性)難聴,詐聴─ (東京医療センター)加我 君孝・他
自閉スペクトラム症と聴覚過敏 (高知大学)高橋 秀俊
聴覚障害児・者と精神保健 (大阪河﨑リハビリテーション大学)木村 秀生・他
心因性難聴と詐聴 (昭和大学)小林 一女
予測する脳が生み出す知覚世界 (京都大学)知念 浩司・他
難聴と認知症との関係 (水間病院)河﨑 建人・他
加齢性難聴 (岡山大学)前田 幸英・他
特発性両側性感音難聴 (横浜市立大学)森下 大樹・他
メニエール病 (奈良県立医科大学)北原 糺
補聴器の選び方と使用法─認知症患者を中心として─ (豊田浄水こころのクリニック)杉浦 彩子
人工内耳の役割と将来 (兵庫医科大学)美内 慎也・他
研究報告
プラダー・ウィリー症候群の行動障害と精神医学的併存症 中川 東夫・他