臨床精神医学第48巻第4号

TBI の成因と有病率

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  • 渡邉 修(東京慈恵会医科大学第三病院)
  • 発行日:2019年04月28日
  • 〈抄録〉
    頭部外傷は,全外傷の10〜20%を占め,重症化するほど,脳損傷を伴う割合が高くなる。受傷年齢は,若年層と高年齢層にそれぞれピークを有す二峰性を示し,その原因は,若年層では交通事故が,高年齢層では転倒・転落が多くなる。交通事故例は高エネルギー外傷の結果,重症化しやすいが,近年,交通事故は減少し,転倒・転落の占める割合が高くなっている。わが国において,頭部外傷の後遺症として高次脳機能障害を呈する例は,年間400人程度発生し,平成30年の時点において10万人程度が存在すると推定される。

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Traumatic brain injury: Causes and prevalence
渡邉 修
東京慈恵会医科大学附属第三病院リハビリテーション科