臨床精神医学第48巻第2号

精神科領域におけるジェネリック(後発)医薬品

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  • 常岡 俊昭・他(昭和大学)
  • 発行日:2019年02月28日
  • 〈抄録〉
    わが国はジェネリック(後発)医薬品(以下GE医薬品)の促進が急速に促進されており,薬物療法を行うにあたってGE医薬品についての知識は必要不可欠となってきている。GE医薬品には多くの診療報酬上の加算がつき,患者にとっても自己負担金が安価になるメリットがある。ただしてんかん治療に関しては現在発作が抑制されているものに関しては発作が再燃したときのリスクが大きいためより慎重な判断が必要とされる。GE医薬品が先発品の有するすべての適応を有していないものもあり注意が必要である。精神科患者は他科の患者よりも変更による不安を強く感じるとの指摘もあり,医師・薬剤師が変更の際に声掛けを行うことは意味があるだろう。精神科医療者は刻々と変わっていく保険制度や個々の患者の意識や不安なども含めて理解したうえで,診療を行っていく必要性がある。

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詳細

Generic medicines in psychiatry medical
常岡 俊昭*1,2 中村 暖*1,2 中村 純子*3
*1昭和大学医学部精神医学講座 
*2昭和大学附属烏山病院 
*3駒木野病院薬剤科