臨床精神医学第53巻第8号

高次脳機能障害における画像評価

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  • 稲次 基希(東京医科歯科大学)
  • 発行日:2024年08月28日
  • 〈抄録〉
    高次脳機能障害は器質的脳損傷に伴う認知機能障害であり,診断基準においても画像評価による器質的脳損傷の確認が重要となる。画像による器質的脳損傷の証明は,頭部外傷と精神症状を含む認知機能障害の因果関係を証明するものであるとともに,その背景となる脳機能障害を明らかにして病態の理解に貢献するものである。一方で画像検査には解像度に一定の限界があり,すべての器質性病変を描出できるわけではないことから,あくまでも臨床症状と合わせて総合的に高次脳機能障害の診断を行う必要がある。頭部外傷急性期の診断・評価は単純頭部CTを中心に行われるが,びまん性軸索損傷を中心に画像所見と意識レベル,神経症状に乖離を認める場合には,積極的なMRIでの評価が重要となる。また慢性期の画像診断では,MRI tensor imagingや統計画像を用いた核医学検査などによる研究が進んでいる。

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Brain imaging of posttraumatic cognitive dysfunction
稲次 基希
東京医科歯科大学脳神経外科