臨床精神医学第51巻第2号

専門医研修における症例報告の意義

電子書籍のみ

  • 上野 修一(愛媛大学)
  • 発行日:2022年02月28日
  • 〈抄録〉
    臨床医にとって,教育:指導され指導し生涯学習を行うこと,臨床:実際の患者の診療に関わること,研究:集合知を形成するための試みを継続することの三つは欠かすことのできないものであり,それらはお互いに独立したものではない。精神科医にとってもほかの医学の分野と同様,症例報告は,この三つを基盤とし成り立つ医師の基本的経験となる。精神科医として独り立ちするためには,初期臨床研修終了後,精神科専攻医として後期研修を受け,精神科専門医を取得するわけだが,専門医受験の申請には,8例の症例報告の作成が義務付けられている。本稿では,専門医トレーニングの中での症例報告の意義および具体的な書き方をまとめてみる。ぜひ,指導医も手にとっていただき,参考にしていただきたい。

電子書籍のご購入

1,324円(税込)

決済方法:クレジットカード
ご購入には会員登録が必要です
電子書籍の返品はできません

カートに入れる

デモ版ご確認のお願い

初めて電子書籍をご購入される際は、事前にデモ版をご覧いただき、ご利用される環境での動作確認を行ってください。

デモ版を見る

電子書籍の閲覧にはインターネットに接続された環境が必要です。オフラインではご利用いただけません。

電子書籍の動作環境

お気に入り登録にはログインが必要

詳細

To make case reports as a clinical resident training of psychiatrist
上野 修一
愛媛大学大学院医学系研究科精神神経科学