臨床精神医学第50巻第9号

ライフコースアプローチとグローバルヘルス―複雑化する世界とSDGs―

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  • 茅野 龍馬(長崎大学)
  • 発行日:2021年09月28日
  • 〈抄録〉
    ミレニアム開発目標への国際社会の取り組みにより,乳幼児死亡率の削減やHIV/エイズ,マラリア,その他の感染症対策の向上など,世界の公衆衛生は大きく進歩した。世界経済の発展も寄与して,世界の平均寿命は大きく延伸した。同時に,都市化の影響も含めて,保健医療のニーズは複雑化し,生活習慣病や精神疾患などの非感染症対策がすべての国の課題になっている。特に中低所得国では,保健医療制度の強化と感染症対策を維持しながら急増する非感染症対策への予算と人材を確保しなければならない「ダブルバーデン」が大きな課題である。そうした文脈の中,病気になったら治療をする,という対策ではなく,公衆衛生を含む全社会的な「ライフコースアプローチ」がハイライトされている。メンタルヘルスについても,遺伝要因の把握や好発年齢におけるスクリーニングや予防的介入などが必要となることが予測されるが,課題は実践(implementation)であり,さまざまな関係機関との調整など,強力なリーダーシップが必要とされている。

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Emerging needs for life course approach in global health in the context of MDGs and SDGs
茅野 龍馬
長崎大学