肝胆膵第83巻第1号

NAFLD/NASHの超音波診断

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  • 小川 浩司,他(北海道大学)
  • 発行日:2021年07月28日
  • 〈要旨〉
    日常臨床において非アルコール性脂肪性肝疾患(non-alcoholic fatty liver disease:NAFLD)の診断に超音波検査が用いられている.B mode所見では肝腎コントラスト,肝内脈管の不明瞭化,深部減衰が認められ,NAFLDの拾い上げに活用されている.しかし,これらの所見は術者依存の主観的評価という問題点がある.近年,FibroScan®やshear wave elastography(SWE)といった肝線維化,脂肪化を定量評価できる超音波エラストグラフィが開発された.これらの超音波エラストグラフィにより,NAFLDの客観的評価が可能となり,臨床応用されている.超音波検査は,B mode所見,超音波エラストグラフィを併用することによりNAFLDにおける高い診断能を有している.

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Clinical diagnosis of NAFLD/NASH by ultrasonography
小川 浩司 中井 正人 荘 拓也 須田 剛生 森川 賢一 坂本 直哉
北海道大学病院消化器内科