肝胆膵第83巻第1号

腸内細菌,Leaky gutとNAFLD/NASH

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  • 小川 祐二,他(横浜医療センター)
  • 発行日:2021年07月28日
  • 〈要旨〉
    腸内細菌叢は腸管-肝連関(gut-liver axis)の重要な担い手として注目されている.特にnonalcoholic fatty liver disease(NAFLD)/nonalcoholic steatohepatitis(NASH)では,腸内細菌叢の異常(dysbiosis)やleaky gutの状態が宿主の免疫系との相互に作用して病態進展に関与すると考えられている.さらに,腸管からのエンドトキシンが門脈を通過して肝臓に到達しNAFLD/NASH病態を促進すると報告されている.ほかにも腸内細菌が産生する短鎖脂肪酸が病態進行に寄与すると推測されている.近年,腸内細菌叢やleaky gut に着目した新たな治療法の開発に注目が集まっている.

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Gut microbiota, leaky gut and nonalcoholic fatty liver disease/nonalcoholic steatohepatitis
小川 祐二*1 結束 貴臣*2 山田 英司*1 野中 敬*1 米田 正人*2 今城 健人*2 松島 昭三*1 小松 達司*1 中島 淳*2
*1国立病院機構横浜医療センター消化器内科
*2横浜市立大学肝胆膵消化器病学