肝胆膵第81巻第1号

肝細胞癌の分子分類と臨床病理学的特徴

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  • 久保田 直人,他(慶應義塾大学)
  • 発行日:2020年07月28日
  • 〈要旨〉
    近年の分子生物学的な解析技術の向上に伴って,悪性腫瘍の分子生物学的な分類が飛躍的に加速している.肝細胞癌においても,遺伝子・蛋白質の発現などに基づく分子分類が多数報告されており,おおむね共通した分類群が見いだされている.これらの分子分類は,古くから蓄積されてきた病理形態学的特徴とも関連することが明らかにされつつあり,さらに予後や画像所見との関連も報告されていることから,臨床的にも意義が高い分類と考えられる.本稿では,これまでに報告された肝細胞癌の分子分類の特徴に主眼をおきつつ,それぞれの特徴を概説する.

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Molecular classification of hepatocellular carcinoma and its relationship with clinicopathological features
久保田 直人 上野 彰久 坂元 亨宇
慶應義塾大学医学部病理学教室