肝胆膵第79巻第5号

病理標本のコンピュータ解析による肝線維化定量

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  • 安井 豊,他(武蔵野赤十字病院)
  • 発行日:2019年11月28日
  • 〈要旨〉
    肝線維化の進行に伴い,肝内の線維量は増加する.しかし,線維の沈着の程度は同一ステージであっても症例間で差異がみられる.F4が上限となる線維化ステージ診断では同一ステージ内のさらなる層別化は困難であり,肝生検組織中の線維量を定量することはこれら線維化進展例の予後リスク評価に有用である.線維を定量する手法として,病理標本をデジタル画像として取り込みコンピュータ解析を行う手法が報告されており,染色法によっては線維の量のみならず膠原線維・弾性線維といった線維の種類も判別・定量することが可能である.本稿では,肝線維化デジタル定量の問題点や有用性について解説する.

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Digital image analysis reveals fiber quantity of liver biopsy sample
安井 豊 玉城 信治 黒崎 雅之 泉 並木
武蔵野赤十字病院消化器科