臨床精神医学第47巻第3号

アルツハイマー病の新薬開発の現状と展望

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  • 井原 涼子・他(東京大学)
  • 発行日:2018年03月28日
  • 〈抄録〉
    アルツハイマー病の進行を抑制する疾患修飾薬は待ち望まれて久しいが,アルツハイマー病の治療薬治験が失敗したというニュースが続いている。ここ数年,相次ぐ失敗に対する打開策として,介入時期の早期化,すなわち軽度認知障害,さらにはプレクリニカル期への介入が試みられており,現在はその長い試験の追跡期間を見守る段階となっている。また,薬物ごとに最適な介入時期も異なると想定され,治験デザインは多様かつ複雑化している。本稿では,現在の開発の主力である抗Aβ抗体,BACE1阻害薬,抗タウ抗体を中心に,現在それぞれどのような展望を持って開発が進められているかを解説する。

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Current situation and perspectives of drug development in Alzheimerʼs disease
井原 涼子 岩坪 威
東京大学医学部附属病院早期・探索開発推進室