臨床精神医学第52巻第8号

ADHD 症状を有する成人の抑うつ状態に対する対人ストレス因子の影響の検討

電子書籍のみ

  • 澤村 勇希・他(関西学院大学)
  • 発行日:2023年08月28日
  • ADHD症状を有する成人の抑うつ状態は高く,その背景として対人ストレス因子が関係している可能性がある。本研究の目的は,成人期のADHD症状が抑うつ状態に及ぼす影響過程において,対人ストレス因子がどのように媒介しているのかを検討することであった。18歳以上の成人を対象にオンライン調査を実施し,有効回答が得られた501 名を解析対象として媒介分析を行った。その結果,ADHD症状を有することが対人劣等に関するストレス因子を増加させ,抑うつ状態を悪化させている可能性が示唆された。

電子書籍のご購入

1,324円(税込)

決済方法:クレジットカード
ご購入には会員登録が必要です
電子書籍の返品はできません

カートに入れる

デモ版ご確認のお願い

初めて電子書籍をご購入される際は、事前にデモ版をご覧いただき、ご利用される環境での動作確認を行ってください。

デモ版を見る

電子書籍の閲覧にはインターネットに接続された環境が必要です。オフラインではご利用いただけません。

電子書籍の動作環境

お気に入り登録にはログインが必要

詳細

Mediation of interpersonal stressors in depressive symptoms in adults with ADHD symptoms
澤村 勇希*1 廣川(上田)ひとみ*1 竹谷 怜子*2 小野 久江*1
*1関西学院大学大学院文学研究科総合心理科学専攻心理科学領域
*2甲南女子大学人間科学部心理学科