肝胆膵第85巻第4号

胆嚢癌の疫学

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  • 中川 圭,他(東北大学)
  • 発行日:2022年10月28日
  • 〈要旨〉
    胆道癌は世界的に希少癌であり,胆道癌の一部である胆嚢癌の詳細なデータは限られている.アジアでは胆道癌の罹患が比較的多く,本邦で胆嚢癌は1 年間に約8,200人が診断されている.胆嚢癌の予後は二極化しており,潜在性胆嚢癌など早期症例では良好だが,進行例の予後は不良で診断が重要な疾患である.胆嚢癌のリスク因子としては,膵・胆管合流異常症・胆嚢結石症・サルモネラ菌感染などがあげられる.多くの胆嚢良性疾患の中から適切に胆嚢癌を疑う所見を抽出し,根治術を施行することが予後の向上に必要である.

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Epidemiology of gallbladder cancer
中川 圭 伊関 雅裕 青木 修一 三浦 孝之 石田 晶玄 大塚 英郎 水間 正道 森川 孝則 海野 倫明
東北大学大学院消化器外科学