臨床精神医学第48巻第3号

外からみた病跡学

電子書籍のみ

  • 植野 仙経・他(京都大学)
  • 発行日:2019年03月28日
  • 〈抄録〉
    病跡学とは創造性と精神疾患との関連を主題とする学問である。日本の病跡学は,天才的な創造性がみられる個々のケースをとりあげ,その人の人生史と精神の病理,そして創造との関連について,内在的な理解を深めるという手法を採ってきた。それに対して海外では近年,統計学的あるいは認知神経科学的な手法によって創造性と精神病理との関連を問う,いわば「外からみた病跡学」による知見が積み重ねられつつある。それらの知見は,精神疾患と創造性との関わりや,現在の病跡学の枠組みを問い直すうえで興味深い示唆を与えてくれるだろう。

電子書籍のご購入

1,324円(税込)

決済方法:クレジットカード
ご購入には会員登録が必要です
電子書籍の返品はできません

カートに入れる

デモ版ご確認のお願い

初めて電子書籍をご購入される際は、事前にデモ版をご覧いただき、ご利用される環境での動作確認を行ってください。

デモ版を見る

電子書籍の閲覧にはインターネットに接続された環境が必要です。オフラインではご利用いただけません。

電子書籍の動作環境

お気に入り登録にはログインが必要

詳細

Pathography from outside
植野 仙経 村井 俊哉
京都大学大学院医学研究科脳病態生理学講座精神医学