臨床精神医学第46巻第1号

チーム医療に基づくこれからの精神科リエゾンの実践

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  • 保坂 隆(聖路加国際病院リエゾンセンター)
  • 発行日:2017年01月28日
  • 〈抄録〉
    リエゾン精神医学は厳密には,「構造」を意味し,その意味においては,リエゾン精神医学は「チーム医療」とほぼ同義語である。診療報酬上で「チーム医療」が評価された最初は,2002年の緩和ケアチーム加算からで,リエゾン精神科医の参加が要件のひとつである。2012年度の改定で,初めて「リエゾン精神科チーム加算」が新設された。最後に,多職種ミーティングが看護師のチーム医療認識に与える影響を検討するために,RCTデザインの研究を紹介する。介入群では,チーム医療への満足感が有意に高まったが,その満足感は,ミーティングの形態すなわち「情報共有型」と「事例検討型」では差異があった。2種類の多職種ミーティングは,それぞれチーム医療の異なった側面を強化することがわかり,これらの介入は互いに相補的であることがわかった。

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Practice of liaison psychiatry based on team care in the future
保坂 隆
聖路加国際病院リエゾンセンター