臨床精神医学第49巻第9号

第一種感染症指定医療機関におけるCOVID-19 患者のリエゾン

電子書籍のみ

  • 成島 健二(荏原病院)
  • 発行日:2020年09月28日
  • 〈抄録〉
    新型コロナウイルス感染症(以下COVID-19)感染症は中華人民共和国から世界中に広がったが,わが国も例外ではなく,2020年1 月16日に初めての感染者が公表された。当院は第一種感染症指定医療機関として,1 月29日に政府のチャーター機で搬送されたCOVID-19患者を皮切りに,これまで数百人の入院患者を受け入れてきた。高齢の患者が多く,合併症を持つ頻度も高く,感染症病棟の個室で長期間隔離されるため,さまざまな精神疾患の合併が予想され,実際にわれわれ精神科医は,多くの患者の診察を求められた。感染のリスクにさらされながらの診療はストレスフルではあったが,看護師たちが疲弊していくさまを目にすることは,より耐え難い経験であった。その他,精神科医としての立場から,COVID-19診療におけるわれわれの試みについて思いつくままに述べた。

電子書籍のご購入

1,324円(税込)

決済方法:クレジットカード
ご購入には会員登録が必要です
電子書籍の返品はできません

カートに入れる

デモ版ご確認のお願い

初めて電子書籍をご購入される際は、事前にデモ版をご覧いただき、ご利用される環境での動作確認を行ってください。

デモ版を見る

電子書籍の閲覧にはインターネットに接続された環境が必要です。オフラインではご利用いただけません。

電子書籍の動作環境

お気に入り登録にはログインが必要

詳細

The role of consultation liaison psychiatry in the COVID-19 pandemic at the designatel infections disease center in Tokyo
成島 健二
東京都保健医療公社荏原病院精神科