肝胆膵第81巻第4号

KEYNOTE-240試験(ペムブロリズマブ)の総括

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  • 井田 良幸,他(和歌山県立医科大学)
  • 発行日:2020年10月28日
  • 〈要旨〉
    全身治療歴のある進行性肝細胞癌患者を対象とし,二次治療としてのペムブロリズマブ(MK-3475)をプラセボと比較する無作為化,非盲検,グローバル多施設共同,第Ⅲ相試験であるKEYNOTE-240試験が行われた.ペムブロリズマブ+BSC(best supportive care)とプラセボ+BSCの2群に2:1の比率で無作為に割り付け,治療効果と安全性が評価された.主要評価項目は全生存期間と無増悪生存期間であり,プラセボ群と比較しペムブロリズマブ群では良好な結果ではあったが,事前に設定された統計学的基準を満たさずnegative studyに終わった.本稿では,KEYNOTE-240試験の概要と試験結果およびその解釈について解説した.

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詳細

Results of pembrolizumab as second-line therapy in patients with advanced hepatocellular carcinoma in KEYNOTE-240
井田 良幸 北野 雅之
和歌山県立医科大学第二内科