肝胆膵第78巻第6号

HBV感染最新の疫学

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  • 田中 純子(広島大学)
  • 発行日:2019年06月28日
  • 〈要旨〉
    都道府県別にみた肝癌死亡EBSMRは,おおむね西高東低の傾向が1971 ~ 2015年の45年間を通じてみられるものの,近年は全体として地域差が縮小している.肝細胞癌死亡の成因としては,1977年当時はHBV由来が41%を占めていたものの,その後の肝細胞癌死亡率全体の増加とともにその割合は減少し,2009年では15%となった.肝炎ウイルスキャリア数の2000 ~2011年の疫学動向を『Journal of Viral Hepatitis』に報告された論文をもとに概要を示した.今後,わが国の肝炎eliminationに向けた新たな方策としては,肝炎ウイルスキャリア数の継続的な経年把握と地域ごとのmicro elimination が重要である.

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詳細

Epidemiology of viral hepatitis –trends in the total numbers of HBV and HCV carriers in Japan from 2000 to 2011–
田中 純子
広島大学大学院医系科学研究科疫学・疾病制御学