Bone Joint Nerve通巻第33号第9巻第2号

後十字靱帯温存型人工膝関節全置換術(CR-TKA)における外側 laxityは術後の屈曲可動域に影響を及ぼす因子である

  • 中野 直樹ほか(神戸大学)
  • 発行日:2019年04月01日
  • 〈抄録〉
    後十字靱帯温存型人工膝関節全置換術(CR-TKA)を施行した55 膝を対象とし,術中軟部組織バランスが術後屈曲可動域に与える影響につき検討した.膝屈曲90°でのvarus ligament balance・lateral compartment gap・joint compartment gap と術後屈曲可動域との間に正の相関を認め,術後の深屈曲獲得には外側 laxity が重要であることが示唆された.過去に外側 laxity が屈曲時の脛骨内旋量に相関すること,屈曲時の脛骨内旋量が術後屈曲可動域に相関することが報告されており本結果の要因と考えられる.

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Postoperative knee flexion angle is affected by lateral laxity in cruciate-retaining total knee arthroplasty
中野 直樹 松本 知之 高山 孝治 黒田 良祐
神戸大学大学院医学研究科 整形外科学