臨床精神医学第50巻第3号

パーキンソン病の精神症状

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  • 野田 隆政・他(国立精神・神経医療研究センター)
  • 発行日:2021年03月28日
  • 〈抄録〉
    パーキンソン病における非運動症状は運動症状とともに生活の質を低下させる原因である。精神症状は非運動症状の中核的な症状であり,運動症状にも多分に影響する。また,非運動症状は患者本人のみならず,医療者,介護者の負担を増大させることもあり,いまやパーキンソン病治療の対象は運動症状に加えて非運動症状,特に精神症状も対象であると考えられており,その診断と評価,治療が精神科に求められる。そこで,本稿では診療のヒントになるべく,代表的な非運動症状であるうつ・不安,アパシー・アンヘドニア,精神病症状,衝動制御障害,ドパミン調節障害症候群,脳深部刺激療法,せん妄について解説する。非運動症状への治療を積極的に行うことで,診療の質がより高くなることが期待できる。

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詳細

Psychiatric symptoms in Parkinson’s disease
野田 隆政 柴田 麻友子 岡部 馨
国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター病院