臨床精神医学第50巻第3号

リエゾン精神医学における対応の難しい症例

電子書籍のみ

  • 赤穂 理絵・他(東京女子医科大学)
  • 発行日:2021年03月28日
  • 〈抄録〉
    リエゾンコンサルテーションにおいて,身体疾患治療の休止や断念につながる可能性がある精神症状として,「不穏・興奮」,「幻覚・妄想」,「易怒・衝動コントロール不良」「逸脱行動」,「虚偽性障害」「意思決定能力の障害」についてとりあげた。これらの精神症状が,リエゾン現場に引き起こす困難な状況を,身体科スタッフ側の反応を交えて,具体的に説明する。また,困難な状況に対する精神科リエゾンチームの対応を,患者への支援(薬物療法,心理療法,家族との連携),身体科スタッフへの支援(教育的支援,情緒的支援)に分けて提案する。さらに,パーソナリティ障害の患者による逸脱行為に対して,精神科リエゾンチームが身体科病棟カンファランスでどのような介入を行ったかを,模擬事例をとおして解説する。

電子書籍のご購入

1,324円(税込)

決済方法:クレジットカード
ご購入には会員登録が必要です
電子書籍の返品はできません

カートに入れる

デモ版ご確認のお願い

初めて電子書籍をご購入される際は、事前にデモ版をご覧いただき、ご利用される環境での動作確認を行ってください。

デモ版を見る

電子書籍の閲覧にはインターネットに接続された環境が必要です。オフラインではご利用いただけません。

電子書籍の動作環境

お気に入り登録にはログインが必要

詳細

Difficult cases in psychiatric liaison consultation
赤穂 理絵 西村 勝治
東京女子医科大学神経精神科