肝胆膵第84巻第2号

遺伝カウンセリング

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  • 植木 有紗(がん研究会有明病院)
  • 発行日:2022年02月28日
  • 〈要旨〉
    がんゲノム検査やさまざまなコンパニオン診断薬が保険診療に導入されたことを端緒に,遺伝性腫瘍診療は大きな転換期を迎えている.膵癌領域では2020年12月にPARP阻害剤適応判断を目的としたBRCA1/2遺伝学的検査が保険収載された影響も大きい.また自費診療の面でも従来の各遺伝性腫瘍を想定した遺伝学的検査のみならず,マルチ遺伝子パネル検査が実臨床にすでに導入されている.遺伝学的検査による診断が,早期発見・早期治療を可能にするメリットは大きい一方で,発症前の不安や血縁者への影響などを負担に感じるクライエントもいる.このため定期的にサーベイランスを行いつつ,遺伝カウンセリングを通じて心理社会的支援を行っていくプロセスが肝要である.

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Genetic counseling for pancreatic cancer
植木 有紗
公益財団法人がん研究会有明病院臨床遺伝医療部