肝胆膵第84巻第2号

膵癌に対する粒子線治療

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  • 岡本 雅彦,他(群馬大学)
  • 発行日:2022年02月28日
  • 〈要旨〉
    膵癌に対する粒子線治療は本邦においては陽子線治療と炭素イオンを用いた重粒子線治療が先進医療として実施されている.粒子線治療は体内でブラッグピークというエネルギーのピークを作成し停止するという特性があるため,体内の深部にある腫瘍に対して通常のX線よりも,より良好な線量分布を作ることが可能となる.膵癌に対する粒子線治療は主に切除困難な局所進行膵癌に対して実施されており,陽子線,重粒子線ともに生存期間中央値で23 ~ 25か月という良好な成績が報告されている.2016年以降は国内で実施された粒子線治療の全症例データが中央登録されており,レジストリデータの解析が現在進行中である.

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詳細

Particle radiotherapy for pancreatic cancer
岡本 雅彦 大野 達也
群馬大学重粒子線医学研究センター