肝胆膵第84巻第2号

膵癌におけるゲノム診療

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  • 池田 剛,他(国立がん研究センター中央病院)
  • 発行日:2022年02月28日
  • 〈要旨〉
    POLO試験において生殖細胞系列のBRCA1/2変異に対するオラパリブの有効性が示され,オラパリブが膵癌においては,はじめて疾患特異的に確立したゲノム診療となった.また遺伝子パネル検査が臨床導入されたことで,癌腫横断的ではあるが高頻度マイクロサテライト不安定性(microsatellite instability-high:MSI-H)とNTRK融合遺伝子に対する個別化医療が,膵癌においても行われている.そして膵癌の90%以上に認めるKRAS変異をターゲットした開発や,KRAS野生型の集団を対象とした開発も展開されており,臨床への応用が期待されている.

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詳細

Genomic medicine in pancreatic cancer
池田 剛 森實 千種 丸木 雄太 大場 彬博 永塩 美邦 近藤 俊輔 肱岡 範 上野 秀樹 奥坂 拓志
国立がん研究センター中央病院肝胆膵内科