肝胆膵第84巻第2号

EUS-FNAによる膵癌診断

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  • 髙橋 孝輔,他(長崎大学)
  • 発行日:2022年02月28日
  • 〈要旨〉
    画像として腫瘤が認識できる病変に対する病理組織学的診断方法はEUS-FNAが第一選択と考えられる.最近,切除可能膵癌症例に対しても術前化学療法の有用性が証明され,術前診断も含めてEUS-FNAはますます重要なモダリティとなっている.膵充実性病変に対するEUS-FNAの診断能においては,腫瘍径が小さくなるほど正診率が低くなり,腫瘍径20 mm以上では93.4%であるのに対して,10 ~20 mmで83.5%,10 mm以下では82.5%と低下することが報告されている.診断能向上にむけての穿刺針・手技の改良や評価方法の工夫,遺伝子パネル検査なども近年進められている.

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EUS-FNA for diagnosis of small pancreatic cancer
髙橋 孝輔*1 森 智崇*1 長田 和義*1 福島 真典*1 佐々木 龍*1 小澤 栄介*1 三馬 聡*1 宮明 寿光*1 山尾 拓史*2 安田 一朗*3 中尾 一彦*1
*1長崎大学病院消化器内科
*2地方独立行政法人佐世保市総合医療センター消化器内科
*3富山大学学術研究部医学系内科学第三講座