肝胆膵第84巻第2号

家族性膵癌

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  • 川路 祐輝,他(和歌山県立医科大学)
  • 発行日:2022年02月28日
  • 〈要旨〉
    家族性膵癌家系とは「第1度近親者(親子・兄弟姉妹)に1 対(2 人)以上の膵癌患者のいる家系」と定義される.本邦では2014年より家族性膵癌登録制度が開始された.また,家族性膵癌レジストリ委員会を中心としたエキスパート・コンセンサスにおいて,膵癌高危険群に対して膵癌のスクリーニング検査が推奨されている.用いる画像診断としては造影CT,MRI/MRCP,EUS,USのうちいずれかであるが,中でもEUSは高解像度のため重要視されている.2020 年6月より全国多施設前向き介入研究として,家族性膵癌家系または遺伝性膵癌症候群を有する個人に対するサーベイランス研究(Diamond study)が開始されており,サーベイランス介入が膵癌早期診断に有用であるかどうかが検討されている.

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詳細

Familial pancreatic cancer
川路 祐輝 蘆田 玲子 北野 雅之
和歌山県立医科大学第二内科