Bone Joint Nerve通巻第23号第6巻第4号

原著論文 手根管症候群患者におけるvisual analog scaleを使用したQOL評価について

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  • 平田 淳也ほか(笠岡第一病院)
  • 発行日:2016年10月01日
  • 〈抄録〉
    本研究は,手根管症候群患者を対象にVisual Analog Scale(VAS)とDisabilities of the Arm, Shoulder and Hand(DASH)および機能障害との関連を検討した.VAS値とDASH得点は有意な負の相関を認めた.また,VAS改善あり群の術後の痺れがVAS改善なし群と比較して有意に低かった.VASのみで手根管症候群患者の主観的上肢能力を評価することは難しいが,VASはDASHと異なる側面を反映したQOLを評価できる可能性があり,併用することで有用な情報が得られる可能性がある.

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Assessment of QOL with visual analog scale in patients with carpal tunnel syndrome
平田 淳也* 井上 桂子**
*笠岡第一病院(現所属:川崎医療福祉大学医療技術学部 リハビリテーション学科)
**川崎医療福祉大学医療技術学部 リハビリテーション学科