Bone Joint Nerve通巻第23号第6巻第4号

慢性腰痛におけるfMRIの有用性

電子書籍のみ

  • 二階堂 琢也ほか(福島県立医科大学)
  • 発行日:2016年10月01日
  • 〈抄録〉
    近年,慢性腰痛における脳の局所神経活動変化に伴う局所脳血流や代謝変化を捉える研究が増加し,慢性腰痛の機序の解明が進んでいる.特にfMRIを用いた研究は,機能的脳画像法のなかで中心的な役割を果たしている.腰部圧迫刺激のタスクにおいて,慢性腰痛患者では後帯状皮質の賦活が強く観察された.また,精神医学的問題を有する慢性腰痛患者では,側坐核の賦活が低下している.さらに,慢性腰痛においてはdefault mode networkの機能不全が存在し,これが慢性腰痛患者における認知機能障害に関連する.

電子書籍のご購入

1,324円(税込)

決済方法:クレジットカード
ご購入には会員登録が必要です
電子書籍の返品はできません

カートに入れる

デモ版ご確認のお願い

初めて電子書籍をご購入される際は、事前にデモ版をご覧いただき、ご利用される環境での動作確認を行ってください。

デモ版を見る

電子書籍の閲覧にはインターネットに接続された環境が必要です。オフラインではご利用いただけません。

電子書籍の動作環境

お気に入り登録にはログインが必要

詳細

Usefulness of fMRI for chronic low back pain
二階堂 琢也 紺野 愼一
福島県立医科大学整形外科学講座