肝胆膵第85巻第3号
PhaseⅢCOSMIC 312試験の結果とその解釈
電子書籍のみ
- 丸木 雄太,他(国立がん研究センター中央病院)
- 発行日:2022年09月28日
- 〈要旨〉
進行肝細胞癌の一次治療は,IMbrave150試験の結果を受け,免疫チェックポイント阻害剤の有効性が示されている.その後,HIMALAYA試験の結果公表もあり,一次治療の選択肢が増えている状況にある.本稿では,カボザンチニブ+アテゾリズマブ併用療法の有効性を検討する第Ⅲ相試験であるCOSMIC 312試験の結果と解釈に関して解説を行う.
詳細
Results and interpretation of the phase III COSMIC 312 study
丸木 雄太,奥坂 拓志
国立がん研究センター中央病院肝胆膵内科