肝胆膵第80巻第4号

混合型肝癌の臨床

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  • 播本 憲史,他(群馬大学)
  • 発行日:2020年04月28日
  • 〈要旨〉
    混合型肝癌は,単一腫瘍内に肝細胞癌と肝内胆管癌へ明瞭に分化した両成分が混ざり合う腫瘍であり,日本肝癌研究会による第20回全国原発性肝癌追跡調査では原発性肝癌の0.74%と報告され,極めて稀であるとされる.肝細胞癌と比べると血管浸潤やリンパ節転移の頻度が多く,予後についても肝細胞癌と肝内胆管癌の中間に位置するとされる.治療の基本は外科的切除であり,根治切除が可能であれば5年生存率で19~41%の報告がされている.しかしながら,長期生存を目指して集学的治療を行うといった報告も徐々に増えている.本稿では,これまでに報告された文献から混合型肝癌の臨床像に迫りたい.

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Clinical features of combined hepatocellular–cholangiocarcinoma
播本 憲史 調 憲
群馬大学大学院総合外科学講座肝胆膵外科学分野