肝胆膵第78巻第5号

胆道鏡下生検の診断的意義

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  • 安田 一朗,他(富山大学)
  • 発行日:2019年05月28日
  • 〈要旨〉
    経口胆道鏡開発の歴史は,40年以上前に遡る.消化管と同じように胆管内を直接観察して生検を行うことの診断的有用性は容易に想像でき,その開発には大きな期待が寄せられた.実際,機器の開発・改良とともに,胆管狭窄の鑑別診断,胆管癌の進展度診断における有用性は数多く報告されてきたが,その一方で操作性や良好な視野確保の難しさ,耐久性などの課題も提起されてきた.近年開発されたディスポーザブル型の経口胆道鏡は操作性が向上し,独立した送水チャンネルの確保により視野の確保も容易となったが,一方で費用面での負担は大きくなった.経口胆道鏡・胆道鏡下生検は胆道癌の診断精度向上が期待できる検査であるが,現時点では課題も少なからず残る.

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Clinical significance of target biopsy under direct vision using peroral cholangioscopy
安田 一朗 長田 巧平 小林 才人 南條 宗八 三原 弘 梶浦 新也 安藤 孝将 田尻 和人 藤浪 斗 高原 照美
富山大学大学院医学薬学研究部内科学第三講座