臨床精神医学第47巻第9号

周産期メンタルヘルス─産後うつ病と児童虐待との関連を中心として─

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  • 馬場 俊明・他(国立精神・神経医療研究センター)
  • 発行日:2018年09月28日
  • 〈抄録〉
    マタニティーブルーズ,周産期うつ病,産褥期精神病など,周産期の病態の頻度やリスク因子,母子への影響について初めに概観する。産後うつ病と児童虐待には統計的に有意な関連がある。一方,産後うつ病の治療,あるいは虐待予防介入によって虐待を減らすことができるというランダム化比較試験によるエビデンスはまだない。このような現状をふまえ,虐待を含む自傷他害や,自身および児のネグレクトのリスク評価を行ったうえで,ガイドライン推奨の産後うつ病治療を行うべきである。

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詳細

Perinatal mental health, with a focus on the association of postnatal depression with child maltreatment
馬場 俊明 臼田 謙太郎
国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所精神医療政策研究部