臨床精神医学第54巻第5号

日本に暮らす難民らの心の病いを知る

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  • 鵜川 晃(大正大学)
  • 発行日:2025年05月28日
  • 〈抄録〉
    難民性精神病は存在しないが,難民化のプロセス,移住と適応の二つの要因により難民・避難民は心の病いを抱えやすい。また移民同様,この病いの行動は,各民族集団の文化的要因および規範の影響を強く受ける。本稿ではまず,難民の異文化における心理的適応を4段階に分け各段階でどのような心の病いを抱えやすいのか,病いを患った際どのような行動をとるのか述べる。さらに臨床家が文化的差異を意識しつつ,治療にあたる際の留意点について,うつ病,身体表現性障害,心的外傷後ストレス障害(PTSD),統合失調症から述べる。最後に難民・避難民らの医療機関へのアクセスを向上するためにできることとして,医療機関側,当事者側,どちらかが負担を背負うのではない,受け入れ社会と難民・避難民の協働による「適切なサービス」の開発について提示し,難民・避難民らの治療におけるアドヒアランスを向上させるために臨床家ができることについて示唆する。

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Understanding the mental illness of refugees living in Japan
鵜川 晃
大正大学公共政策学科