臨床精神医学第53巻第6号

自閉スペクトラム症と言語発達

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  • 合﨑 京子(浜松医科大学)
  • 発行日:2024年06月28日
  • 〈抄録〉
    本稿では,まず,自閉スペクトラム症(Autism Spectrum Disorders,以下ASD)と言語発達およびその症状を持つ児童・大人の言語使用について,言語発達の準備段階である前言語コミュニケーションから語彙獲得に向かうプロセスや理論的背景を概観する。そして,人々が言語使用を行ううえで必要な「文法・語彙」「語用」「プロソディ・非言語行為」の各項目等について,一般的にいわれるASD児・者の特徴を論じる。また,そこであげられた特徴をアセスメントするために現在用いられている検査についても言及する。以上をもとに,ASD児の言語発達に求められていること,また具体的な支援策の可能性を示した後,臨床現場で見落とされがちであるものの極めて重要である点,すなわち,ASD児の言語発達の過程や,ASD者の言語理解および使用は,その使用がなされるコンテクストの中で起こるものであり,臨床現場においても,彼らがおかれている状況や,個々人の行動特性をふまえたうえで,対峙することが今後より一層求められることを示唆する。

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Autism spectrum disorders and language development
合﨑 京子*1,2
*1浜松医科大学子どものこころの発達研究センター
*2麗澤大学国際学部