臨床精神医学第53巻第2号

精神科医が行うてんかん領域での研究

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  • 曽根 大地(東京慈恵会医科大学)
  • 発行日:2024年02月28日
  • ロンドンに居た頃,さまざまな海外のてんかん研究者や臨床医と話す機会があったが,初対面で私のことを精神科医だと思っていた者は一人もいなかった。私自身,10年近くてんかん研究を行ってきて,精神科医という区分を深く考えることはなかったし,精神科医という区分に縛られる必要もないと思っている。そもそもてんかん学を研究するのであれば,真に重要なのはその研究自体の内容や質の高さ,学術や医療,社会への貢献,そしてそれを遂行するだけの知識と技量であって,標榜している診療科の名前など些末なことであろう。しかしながら,あえてこの「精神科医が行うてんかん領域での研究」というテーマを扱い,私が行ってきたてんかん脳画像研究の実際や,てんかん研究の魅力,精神疾患と異なり客観的バイオマーカーをもつ点,神経内科を始めとする他科との交流や関係性等について,私自身の経験や個人的な見解を交えて述べさせていただくこととする。

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Epilepsy research conducted by psychiatrists
曽根 大地
東京慈恵会医科大学精神医学講座