臨床精神医学第53巻第2号

書籍・雑誌販売のみ

  • 特集/てんかん診療においてまだまだ活躍する精神科
  • 発行日:2024年02月28日
  • <企画趣旨>
    てんかん学会の精神科医の数が減っている。若い精神科医が脳波やてんかん診療のトレーニングを受ける場所が減っている。もはや,てんかんは精神科医の手から離れる時代になったのか。決して,そんなことはなく,精神科医だからこそ,貢献できるてんかん医療があるはずだと考え,本特集号を企画した。

書籍・雑誌のご購入

3,960円(税込)送料無料

決済方法:クレジットカード

カートに入れる

返品について

お気に入り登録にはログインが必要

詳細

<目次>
てんかん診療の歴史─なぜ日本では精神科医がてんかんを診るのか?─ 天久台病院 渡辺 裕貴
精神科におけるてんかん診療─現状と魅力─ 国立病院機構静岡てんかん・神経医療センター 西田 拓司
てんかんで学ぶ脳波判読技術が精神科診療で役立つ 埼玉医科大学 村田 佳子
リエゾン診療で役立つてんかんや脳波の知識  八戸市立市民病院 岩城 弘隆
非てんかん専門医の立場からみた精神科におけるてんかん診療 獨協医科大学 古郡 規雄
精神科医に,どのようにすれば「てんかん医療」を好きになってもらえるか 東北大学 柿坂 庸介
若手におけるてんかん分野の魅力とてんかんにおける精神科医の必要性─ YES-Japan の活動を通じて─ 東北大学 黒田 直生人
てんかん専門医育成の現状と展望 埼玉医科大学 渡邊 さつき
医学教育カリキュラムにおけるてんかんの位置づけ 長崎県精神医療センター 松坂 雄亮
てんかん医療施設における精神科の意義─てんかん支援拠点病院と包括的てんかん専門医療施設─  医療法人静和会浅井病院 原 広一郎・他
精神科医が行うてんかん領域での研究 東京慈恵会医科大学 曽根 大地
若手精神科医からみた今後のてんかん診療の未来  防衛医科大学校 岩田 朋大
抗てんかん発作薬(抗てんかん薬)が精神面に及ぼす影響とその対応 むさしの国分寺クリニック 加藤 昌明
心因性非てんかん発作(PNES)診療を通じて精神科と脳神経内科の境界領域の経験値があがる 国立精神・神経医療研究センター 谷口 豪・他
研究報告
CBD オイル使用により中毒性精神病の再燃に至った2 症例 小田 晶彦・他
認知症の早期診断における臭覚識別テスト(ニンテスト)有用性の検討 河本 紀一・他
書 評
双極症 第4 版 病態の理解から治療戦略まで〔加藤 忠史 著〕 大嶋 明彦