肝胆膵第84巻第1号

機械学習を用いたSVR後発癌の遺伝要因解析

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  • 杉山 真也(国立国際医療研究センター)
  • 発行日:2022年01月28日
  • 〈要旨〉
    人工知能(AI)の開発は長い歴史があるが,近年では計算機の発達で新しい局面を迎えている.AIが大規模データを扱えるようになり,実用性能が急速に増した点である.肝疾患領域では,画像診断でのAI応用は進んでおり,今後それ以外の分野でも開発が進むものと考えられている.その中で,C型肝炎の治療が進歩し,ウイルスの排除が可能となったが,ウイルス排除後であっても,C型肝炎患者では肝発癌のリスクが高いことが知られている.そのハイリスク患者の囲い込みのためにさまざまな研究が行われてきた.本稿では,大規模ゲノムデータ解析によって,このハイリスク患者の予測することを目指した研究を例に,機械学習モデルなどの研究への利活用を紹介する.

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Analysis of genetic factors associated with HCC development after SVR by using machine learning
杉山 真也
国立国際医療研究センター研究所ゲノム医科学プロジェクト