肝胆膵第83巻第2号

アテゾリズマブ+ベバシズマブによるCR例の特徴

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  • 小川 浩司,他(北海道大学)
  • 発行日:2021年08月28日
  • 〈要旨〉
    IMbrave150試験において,アテゾリズマブ+ベバシズマブ併用療法の奏効率はRECIST v1.1評価で27%,mRECIST評価で33%と非常に高く,さらに完全奏効(CR)もRECIST v1.1評価で6%,mRECIST評価で10%に認めた.奏効までの期間は2.8か月,完全奏効までの期間はRECIST v1.1 評価で5.7か月,mRECIST評価で4.2か月であった.さらに,奏効持続期間は長く,6か月生存はRECIST v1.1評価で94%,mRECIST評価で97%であった.全体的にはCR症例に特徴的な背景因子を認めず,今後の検討課題と考えられた.

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Characteristics of patients with complete response to atezolizumab/bevacizumab combination therapy
小川 浩司 中井 正人 荘 拓也 須田 剛生 森川 賢一 坂本 直哉
北海道大学病院消化器内科