肝胆膵第78巻第4号

SVR後の脂質代謝変化はメタボリックリスクか

電子書籍のみ

  • 八橋 弘,他(国立病院機構長崎医療センター)
  • 発行日:2019年04月28日
  • 〈要旨〉
    C型慢性肝炎患者では,HCVの排除前には,低総コレステロール血症,低LDLコレステロール血症を示す者が少なくないが,DAA治療によるHCV排除に伴って急激に総コレステロール(TC)値,LDLコレステロール(LDL-C)値が上昇する例があり,その上昇の仕方はDAA治療薬剤の種類によって異なることが報告されている.HCV駆除後のC型慢性肝炎患者での高LDL血症については,観察期間も短く長期的な影響については不明だが,動脈硬化が進行した高齢者や糖尿病併発例や心血管イベントのある患者では,SVR後の高LDL血症に対しては脂質異常症薬の投与が必要と考える.

電子書籍のご購入

1,324円(税込)

決済方法:クレジットカード
ご購入には会員登録が必要です
電子書籍の返品はできません

カートに入れる

デモ版ご確認のお願い

初めて電子書籍をご購入される際は、事前にデモ版をご覧いただき、ご利用される環境での動作確認を行ってください。

デモ版を見る

電子書籍の閲覧にはインターネットに接続された環境が必要です。オフラインではご利用いただけません。

電子書籍の動作環境

お気に入り登録にはログインが必要

詳細

Is lipid metabolic change after SVR a metabolic risk?
八橋 弘 橋元 悟 山崎 一美 阿比留 正剛
独立行政法人国立病院機構長崎医療センター臨床研究センター肝臓内科