肝胆膵第78巻第4号

腎不全・透析症例に対するDAA治療と予後

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  • 厚川 正則,他(日本医科大学)
  • 発行日:2019年04月28日
  • 〈要旨〉
    C型慢性肝炎に対する抗ウイルス療法は,DAAs製剤の登場により,さまざまな治療レジメンが開発され,100%に近い症例でHCVの排除を期待できる時代となった.従来治療困難であった腎不全・透析例についても,ジェノタイプ1 型ではエルバスビル・グラゾプレビル併用療法の高い有効性と安全性が集積され推奨されるレジメンとなっている.また2017年11月からはグレカプレビル・ピブレンタスビル併用療法が承認され,ジェノタイプを問わず有効かつ安全な治療が可能となり,腎不全・透析例はもはや治療困難例ではなくなりつつある.本稿では本邦における腎不全・透析例に対するDAA併用療法導入の現況および治療成績について述べる.

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Efficacy and safety of direct acting antivirals in chronic hepatitis C patients with severe renal impairment, including those undergoing hemodialysis
厚川 正則 近藤 千紗
日本医科大学付属病院 消化器肝臓内科