肝胆膵第78巻第4号

DAA治療不成功例に対するソホスブビル/ベルパタスビル+リバビリン治療

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  • 泉 並木(武蔵野赤十字病院)
  • 発行日:2019年04月28日
  • 〈要旨〉
    DAAによる治療を受けて不成功となった場合には,C型肝炎ウイルスに高度多重耐性変異(resistance associated substitution:RAS)がみられ,これを克服することが困難になる.第2世代NS5A阻害剤であるベルパタスビルはRASに対する耐性強度が改善され,ソホスブビルと組み合わせたエプクルーサ®がDAA不成功例の有望な治療薬として注目されている.わが国でDAA不成功例に対してエプクルーサ®とリバビリン併用で12週間ないし24週間の第Ⅲ相試験が行われた.24週間の治療によってジェノタイプ1型では48例中47例にSVRが得られた.P32 deletionがみられた例では3 例中2 例がSVRとなった.今後DAA不成功例の新たな治療選択肢となる.

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詳細

Virologic response treated with velpatasvir/sofosbuvir in combination with ribavirin for the DAA-experienced patients
泉 並木
武蔵野赤十字病院消化器科