肝胆膵第78巻第4号

非代償性肝硬変に対するソホスブビル/ベルパタスビル治療

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  • 竹原 徹郎(大阪大学)
  • 発行日:2019年04月28日
  • 〈要旨〉
    C型肝炎に対する治療は1992年以来,慢性肝炎から代償性肝硬変までを広く治療対象としてきたが,非代償性肝硬変はながらく常に治療対象外であった.2019年から,いよいよこのspecial populationに対して安全性と効果が示された治療ソホスブビル/ベルパタスビル治療が登場する.遺伝子型を限定せずに実施された日本の第Ⅲ相臨床試験の結果では,12週間の治療で92%のウイルス排除率を達成し,SVR12を達成した患者の26%でChild-Pughクラスの改善を認めた1).実臨床での安全性と効果,そしてウイルス排除後の長期の経過については,今後明らかにされていかなければならない問題である.

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Sofosbuvir plus velpatasvir treatment for patients with hepatitis C decompensated liver cirrhosis
竹原 徹郎
大阪大学大学院医学系研究科消化器内科学