Bone Joint Nerve通巻第20号第6巻第1号
骨粗鬆症性椎体圧迫骨折に対する手術治療
電子書籍のみ
- 竹下 克志（自治医科大学）
- 発行日：2016年01月01日
- 〈抄録〉
骨粗鬆症による椎体圧迫骨折は保存治療が中心であるが，偽関節による痛みや遅発性神経障害，変形による障害には外科的治療が適応となる．軽度の不安定性にとどまる偽関節では椎体形成術が，高度の不安定性や神経障害の例では後方固定と前方支柱による脊椎再建が必要である．骨粗鬆症への薬物治療は手術の成否を左右する重要な要素である．
詳細
Surgical treatment of spinal compression fracture in patients with osteoporosis
竹下 克志
自治医科大学 整形外科