臨床精神医学第49巻第10号

アルコール健康障害対策基本法のこれまでとこれから

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  • 堀井 茂男(慈圭病院)
  • 発行日:2020年10月28日
  • 〈抄録〉
    アルコール依存症対策には数々の歴史があり,アメリカのヒューズ法が名高い。わが国にも幾多の禁酒(断酒)運動があったが,2010年のWHOの提言を契機に,わが国に2013年「アルコール健康障害対策基本法」が成立した。2014 年6 月より施行,その推進基本計画が2016年5 月に閣議決定され,各都道府県にその具体的な実践が始まった。全国の都道府県地域に専門医療機関,相談拠点が指定され,今年度には47都道府県すべてが出そろう予定となっている。第1 期推進計画では,「健診・医療・研究」「相談支援・社会復帰」「教育・誘因防止・飲酒運転」などのテーマで予防,相談から治療,回復支援に至る切れ目のない支援体制の整備が掲げられ,全国拠点の指定とともに,全国5か所のモデル地区での実践が行われた。第2期基本計画の令和3年春の制定を目指して関係者会議か開催されており,本法をさらに充実,有意義な事業にと,女性や若者の飲酒量の低減,地域連携による依存症の啓発・早期対応,治療の充実,継続支援などの課題が論議されている。アルコール関連問題啓発週間での全国の取り組み,その他の活動においてもさらに有意義な活動が期待される。

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Review and Future Issues of Basic Act on Measures against Alcohol-related Harm 2013
堀井 茂男
公益財団法人慈圭会慈圭病院