肝胆膵第81巻第6号

がん専門病院での対応状況

電子書籍のみ

  • 佐々木 隆,他(がん研究会有明病院)
  • 発行日:2020年12月28日
  • 〈要旨〉
    COVID-19まん延に伴って,がん診療の現場にも大きな影響が出ている.幸い,わが国の現状は今のところ一部の海外の状況と比較して落ち着いており,がん治療中の感染者は海外ほど多くないものと推測する.また第一波の際にはどのような対策を取るべきか不透明であったが,現在は少しずつ落ち着きを取り戻してきている.ただし生活の制限や終末期の家族との時間の取り方の問題など,新たな課題にも直面している.また健診や医療機関受診の遅れに伴って,今後がんの早期発見が遅れることが危惧される.これからインフルエンザなどの感染症が増える季節に入るため心配はつきないが,必要な診療をしっかり維持していくことも重要と考える.

電子書籍のご購入

1,324円(税込)

決済方法:クレジットカード
ご購入には会員登録が必要です
電子書籍の返品はできません

カートに入れる

デモ版ご確認のお願い

初めて電子書籍をご購入される際は、事前にデモ版をご覧いただき、ご利用される環境での動作確認を行ってください。

デモ版を見る

電子書籍の閲覧にはインターネットに接続された環境が必要です。オフラインではご利用いただけません。

電子書籍の動作環境

お気に入り登録にはログインが必要

詳細

Current status of cancer hospitals at the time of COVID-19 spread in Japan
佐々木 隆 福田 晃史郎 山田 悠人 古川 貴光 三重 尭文 武田 剛志 春日 章良 松山 眞人 尾阪 将人 笹平 直樹
がん研究会有明病院消化器センター肝胆膵内科