肝胆膵第81巻第6号

COVID-19感染者のCT画像の特徴と診断的意義

電子書籍のみ

  • 工田 啓史,他(国立国際医療研究センター)
  • 発行日:2020年12月28日
  • 〈要旨〉
    COVID-19感染者のCT画像の特徴,その時系列的な変化,重症度としての指標,診断ツールとしての意義について概説する.頻度が高い所見は,両側性,かつ末梢・背側や下葉優位のすりガラス影である.これらの画像所見は時期によっても変化が生じ,画像から発症日を推測するうえで有用である.またX線写真で浸潤影が明瞭な場合や,病変が肺野の広い範囲に及ぶ場合では重症化のリスクがあり警戒を要する.COVID-19の診断において,CTはスクリーニングとしての使用は推奨されていないが,他疾患との鑑別に有用な場面も多く,臨床症状と疫学情報を併せて使用することで大変有用な診断ツールになるといえる.

電子書籍のご購入

1,324円(税込)

決済方法:クレジットカード
ご購入には会員登録が必要です
電子書籍の返品はできません

カートに入れる

デモ版ご確認のお願い

初めて電子書籍をご購入される際は、事前にデモ版をご覧いただき、ご利用される環境での動作確認を行ってください。

デモ版を見る

電子書籍の閲覧にはインターネットに接続された環境が必要です。オフラインではご利用いただけません。

電子書籍の動作環境

お気に入り登録にはログインが必要

詳細

The characteristics of image and diagnostic significance in the patient with COVID-19 on computed tomography
工田 啓史 泉 信有
国立国際医療研究センター呼吸器内科